甲冑師
 
鈴木 積秀
 
 
 
 
 
山本人形
山本人形
鎧や兜の作りや
段の差
知ろうとしても
 
ちょっと見ただけでは
どれも同じ形で
差がわかりにくいと
 
感じられた方は
いませんか?
鎧や兜などは
 
作者が違うだけで
形が同じような
ものが多いので
 
わかりにくいと
よく耳にします。
山本人形
山本人形
 鎧兜で
一番大切の所は?
 
全体のバランスです。
 鎧などは特に
 
兜と胴、
籠手(こて)等
 
 全体的に
無理のない
バランスが
大事です。
山本人形
山本人形
実際自分が
その鎧を着た
時を想像して
みてください。
 
もちろん
無理な話ですが...
鎧を着る
ことが出来ても
 
このバランスでは
 
兜は
小さすぎるん
じゃないか?
山本人形
山本人形
 
 
 兜をかぶれても
 シコロ が肩に当たって
  邪魔にならないか?
 
※錣(しころ)
兜の後ろ側の
下の方について
いるすだれ
みたいなもの
胴の割に肩幅が
小さすぎないか?
 
 いろいろと
想像できます。
山本人形
山本人形
前から見ても
横から見ても 
 後ろから見ても
無理のない、
 
それでいて
凛々しい姿で
櫃の上に飾れて
ある鎧は
威厳に満ちて
いると思います。
 代表的なものに
 
伊達政宗公の
兜があります。
山本人形
山本人形
実際現存している兜と 
同じように
 
“六十二間阿古陀形”
  
“素掛け縅”
 
見事に
再現されています。
もう一つ
代表的な兜
 
“漆塗り本革小札”
 の兜があります。
 
 昔は木や皮を
使って鎧の
小札板を
 作っていました。
 
小札板とは
字のごとく
 小さな札を
 並べて一枚の
 板にしたものです
山本人形
山本人形
それに穴をあけて
威糸を通して兜の鉢に
つけたものが
 
“シコロ”と
なるわけです。
一番大変なのが
 革に漆を塗
る作業です。
 
革は漆を吸込んで
 いくので何度も
上から 塗り重ね
なければ
 なりません。
山本人形
山本人形
歴史に刻まれた
 
その年代の鎧兜を
 
出来るだけ忠実に
 
再現しようという
 
意気込みを
 
感じられる作風です。 
 埼玉県
 
鴻巣市
 
鈴木積秀
 
山本人形