山本人形
  
清水久遊
ー有職工房 ひいなー
  
山本人形


1938年
 愛知県蒲郡市 生まれ
 
 18歳 嫁ぎ先にて、
人形制作に携わる
 
※画像の着物は、
縫取り丹後ちりめんです。
  
手にとって戴いた方の
心に響く様な
逸品を
目指す
ー伝統美ー
 
山本人形  
山本人形
 
山本人形
 

新しさだけを
求めない。
 
古くからある
伝統を
守る

山本人形
 
山本人形
 
 
山本人形
 
 
多彩に
華やぐ
いつつぎぬ 
ー色彩美ー
 
      
山本人形
五衣(いつつきぬ)を
彩る多彩な色目
山本人形
裏地まで
同じ染め色にこだわる
 
山本人形
裏地の生地を
少しだけ見せる技
山本人形
見えない部分にまで
高級な生地を使う
  
山本人形
濃い緑の
単衣
山本人形
薄い緑の
単衣
  
 
 
 
山本人形
 
 
優雅で繊細
精度の高いおひな様を
創り続ける
 
ー技巧美ー
 
山本人形
初めてお目に
かかったのは、
かれこれ40年ほど
前になりますか?
山本人形
当時から
なんとなく
シュッとした方やなあ
と思った記憶があります
 
山本人形
“シュッとした”は、
あまりにも
漠然としてますか?
山本人形
今まで見てきた
人形屋さんには
見かけないタイプと言いますか?
  
山本人形
その当時から
垢抜けていた、
そういうイメージです。
山本人形
もちろん
おひな様も
その頃からおしゃれ?でした。

山本人形
ただその実
頑固さがにじみ出ている
信念を曲げない
そういうおひな様を作り続けて
いるんじゃ無いかな?
山本人形
売れるおひな様では無く
創りたいおひな様を
作り続ける
そんなパワーを
感じます。
 
山本人形
  
山本人形
 
 
久遊さんと
お孫さんの
ゆたかさん
仲良く並んでいます。
 
 - 蒲郡 清水久遊  -
ご主人と二人三脚で
続けてこられた人形制作。
 
現社長のご子息。
そして今、その娘さんが後を継いで
次の久遊を目指しています。
 
雛人形制作はとても力の要る仕事です。
当時、雛人形は意外に男社会でした。
そんな男社会の中へ飛び込んで
女流作家という地位を
確立した先駆者とも
言われる清水久遊さん。
 
今ではインターネットで検索しても
人形店へ行っても至る所で
清水久遊のおひな様を見かけます。
 
でも、当初はなかなか大変な
苦労をされたと思います。
 
仕入れ先の意見に振り回されて
当初の原形を残していないそんな
おひな様を沢山見てきました。
 
久遊のおひな様は、
“ひいな”を立ち上げたときから
一貫して形を変えていません。
 
七段飾りから五人揃へ、
そして親王飾りと
飾り方が時代とともに
変わっていきました。
 
おひな様も飾る物から
愛でる物へと変わっていきました。
 
18歳に人形師に嫁ぎ、
同時に雛業界に
足を踏み入れたときから
すでに雛人形の飾り方を
模索していたのかも知れませんね?