粟田口清信
ー伝統工芸士ー
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昔と同じ
素材を使う
ー強いこだわりー
まさに芸術品の
木彫り龍頭
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平安時代
良質な鉄の原料に
恵まれた
粟田の地
ー制作現場からー
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平安時代
良質な鉄の原料が取れた
粟田の地には
腕の良い
刀鍛冶が集まりました
粟田口清信は、
その流れを汲んでいます。
平和が訪れた江戸時代には、
刀鍛冶の技術を活かせる
農機具や生活用品
武家や裕福な商人が
端午のお節句に
特別注文する
「お守り」としての
小型鎧や兜飾りを
担っていました。
すべての
専門職人の
伝統技法と
共に
ー手仕事を守り続けるー
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武家や商人が
小型化した鎧や兜を
造らせたのは?
謀反の疑いを掛けられないためでした。
職人達は
腕を競う様に
技術を高めて
美術品の粋に達する
鎧兜が
造られました。
明治時代になり
廃刀令を機に
お節句用の鎧・兜製造を
本格的に
始めました。
昭和になり
三代目が
屋号を
『粟田口清信』
としました。
本物を
造り続ける
-受け継ぐ心-
粟田口清信 五代目
中嶋 伊知郎
伝統工芸士
以前に、1度手を見せてもらう
機会がありました。
繊細な作業をされているのに、
その手は刀鍛冶の様に
鉄を打ち続ける力強い、
まさしく職人の手でした。